コラム

防災、データ、AIについて、現場で考えたことを発信します。

最後まで成し遂げるために、まず60点で完成させる

完璧を待たずに出し、フィードバックをもとに磨いていく。防災DBの経験から、最後まで成し遂げることを考えます。

経営者コラム

こんにちは、中都です!
5:30起きのモーニングルーティンを意識していますが、寒波という強敵が現れました。
5:30だと寒すぎて2度寝してしまいたくなります…。今日は負けました(笑)

これは私の意思が弱いせいにせず、仕組みで解決する案件ですね。
色々と試してみようかと思います。

今日は、「最後まで成し遂げるために、まず60点で完成させる」というテーマでお話ししていきます。
このコラムは、毎回中都がAIを使わず、自身の思考を記事化しています。
自分らしさを大切にしながら、もがいても前に進みたいという方へ、何かヒントになれば嬉しいです。

最後まで成し遂げる

当コラムおなじみのA&PROさんのクレドを掘り下げるコーナーです。
今回は9番目のクレドになります。

9.最後まで成し遂げる

中途半端な仕事を拒み、期待以上の成果を上げ、信頼を積み重ねます。自己流に固執せず、業務プロセス・報連相・守破離を積極的に取り入れ、堅実・大胆にプロジェクトを成し遂げます。

出典:A&PRO「クレド」

何かと自己流を見つけたがる私は大学生時代に「守破離を大切にしろ」と何度も指摘いただいたことを覚えています。
クレドのこの項目は、仕事への向き合い方そのものに対して非常に大きな示唆を出してくれるように思うのです。

60点で出すことは、中途半端なのか?

世の中のビジネス書を読むと「まず60点でもいいから終わらせろ」「完璧主義より完了主義」「質よりスピード」など、一見すると中途半端でも終わらせろというメッセージが多く含まれていることに気づきます。

①最初から100点を目指して手元で磨き続ける
②60点でまず世の中に出し、外部フィードバックをもらいながら改善する

という2つがあると思いますが、私自身後者の進め方の方が上手くいくと感じますし、クレドとも矛盾しないことが最近実体験とともにわかってきました。
(そもそも1人だけの力で100点を作れるのかという問題もありますし。)

確かに60点のまま改善せず、仕事を終えてしまうことは中途半端だと思います。大切なのは、60点で世の中に出した後、そこから先に100点まで改善しに行けるかという部分になります。
そこの改善に執念をかければ「完璧主義より完了主義」と当クレドの「最後まで中途半端にならず成し遂げる」ことは両立するのです。

付箋や修正を加えた資料が並ぶ机のイラスト

「最後まで成し遂げる」とは、最初に決めた"やり方"を貫くことではなく、最初に決めた"目的"を貫くことであり、その手段として適切なのが②の進め方という整理をしました。

2022年当時のChatGPTは、最新情報は引っ張れないし、長文送れないし、間違えるしで、私には、てんでビジネスで使える代物には思えませんでした。
しかし今はどうでしょう?
まず終わらせて世の中に出しフィードバックをもらうことが良いことを、AI自身(チャット上ではなくプロダクトそのもの)を見ていると感じます。

(補足:クライアントに出す提案書は60点で提出してはいけません!しかし、メンバーに共有するのは100点で作ってから出すより60点で作って方向性を修正してもらった方が早く良いものが作れると思うんです。)

防災DBを60点で世の中に出した

弊社プロダクトの「防災DB」は、公的なオープンデータを収集し、統合して見やすい形に表示するWebサービスです。
こちらは着想から2週間ほどでローンチし、リクエストに応じて機能を増やしていきました。

地図を表示したパソコンと山あいの街並みのイラスト

「家族で共有できる機能が欲しい」というリクエストには、PDFレポート機能を。
「ロジックがわかりにくい」という声にはわかりやすい説明を。
「リアルタイムで警報が知りたい」という声には気象庁と連動した速報情報を。

サービスローンチ後もユーザーと向き合って足していきました。
有識者や知人の社長と話すときも、すでにできているプロダクトをもとにフィードバックをもらうことができます。

また、素早くローンチしたおかげで2026年7月に起きた最大震度7の熊本地震では、
「防災DBで自分の自宅が土砂災害警戒区域内って知れた」
という声もいただきました。最初から100点を目指してローンチが遅れていたらこのようなことはなかったかもしれません。

目的を手放さず、フィードバックで磨いていく

偉そうなことを書きましたが、防災DBもまだまだ100点のプロダクトではないと思っています。
浸透率の観点でも全然影響力があるとはいえません。

今回のクレド記事で改めて60点で出した後のやり切る部分の重要性を再認識することができました。

「防災が当たり前の文化を作る」という目的に従って、これからも防災DBならびに防災事業の改善は続けていきます。

執筆時間1:15 NoAI

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